2014年09月28日

御嶽山噴火!地震と火山噴火の関係を思い出す

あらためて日本は自然災害大国であるということを思い知らされました。
長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火しました。

御嶽山噴火001.png
出典:毎日新聞
http://mainichi.jp/graph/2014/09/27/20140927k0000e040267000c/026.html


噴火による被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
特に間近に噴火している状況下で身動きができず不安な一夜を過ごされ救助を
待たれている方々は生きた心地がしなかったと思います.



火山噴火といえば昨年から活発な火山活動で島も面積が拡大中なのが小笠原諸島・西之島(東京)です。
西之島噴火001.png
出典:産経ニュース
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2014/08/27ogasawara/

これらの火山活動で頭に浮かんだのが「これらの火山活動も東日本大震災の影響
なのか?」といことでした。
東京国際消防防災展2013でのセミナーで東大地震研究所の中田節也先生の講演で
過去の火山災害や富士山の噴火についてのお話を聞いた時のことを思い出したから
でした。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.422984011157161.1073741923.267353016720262&type=1

気象庁の資料によると今回噴火した御嶽山がある長野・岐阜県境から長野・富山県境
かけての地域周辺では,昔から地震活動活発ところということです。
糸魚川−静岡構造線断層帯もあり、東海地震などの海溝型地震の影響も受けやすいということ
です。
東日本大震災の直後には長野県で大きな地震が起こり犠牲者が出ています。

東日本大震災のような超巨大地震が数年後に火山噴火を誘発したケースは世界中に
みられるということです。
これまで世界各地で発生したM9以上の巨大地震は、例外なく火山噴火を誘発したと
考えるということです。
これは地震のマグニチュードが大きいと震源域から離れたところにある火山にまで
影響力が及ぶからだと考えられるからです。

3.11以来、東北・関東地域では地震が多発しています。
これは、巨大な地震によって震源域周辺の地殻内の圧力の状態が変化したためですが
実は地震を誘発するだけでなく、地殻内に存在するマグマだまりに影響を及ぼし、
火山噴火を誘発する可能性があるということです。

例えば、約300年前の宝永地震(M8.6)の49日後、富士山が噴火(宝永噴火)しました。
宝永地震は東海地震と東南海・南海地震が連動した地震だということです。

海外に目を向けると1991年、フィリピン・ピナツボ火山の大噴火においても、1990年7月16日に約100km離れた震源で発生したM7.8のフィリピン地震に誘発されたとのではないか言われています。

行政機関などの各種資料によると世界の火山は、プレートの境界(海溝沿い、海嶺)とプレート内にホットスポットとして分布しています。
日本列島は4つのプレートが、交差点のように集まっており、世界の地震多発地の一つです。
これらのプレートどうしの摩擦が原因で地震が起こります。
そしてプレート同士の摩擦熱で、岩石がドロドロに溶けてマグマとなって火山から地表に吹き出すのが噴火です。
日本のプレート図001.png
出典:海上保安庁
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2007/tokushu/p033.html

日本の火山図002.png
出典:青森県
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenmin/ao-kendo/barrage-journal_46.html

日本のプレートと火山図001.png
出典:全国地質調査業協会連合会
http://www.zenchiren.or.jp/tikei/index.htm

噴火のメカニズム001.png
出典:気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/2-4.html


今回噴火した御嶽山や噴火が危惧されている富士山は北米プレートとユーラシアプレートとの境界に沿っています。

今後の懸念材料としては噴火に伴う大量の火山灰による悪影響があります。
健康被害や農作物への悪影響、大規模な噴火では大量の火山灰が大気中を浮遊することで天候にも影響するかもしれません。
また、上空を飛ぶ飛行機のエンジンを痛めてしまう恐れもあります。
富士山が大噴火を起こすと日本全体が立ち行かなくなるという可能性も否定できないという説もあります。

火山灰といえば建築の勉強していたころによく出てきた「関東ローム層」が頭に浮かびました。
もともと関東地方は火山に囲まれ、火山灰のあつい地層におおわれています
浅間山、赤城山、男体山、富士山、箱根山などの噴火で大量の火山灰が降り積もってできた関東ローム層という地層の上に都市が造られ多くの人々が暮らしています。
このことからも我々日本人は大昔から自然災害のリスクとともに暮らしてきたということを
再認識すべきでしょう。
posted by fujisan at 16:41| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
おっしゃる通り日本の地殻は常に動いております。北米アメリカの先っちょにあたる東日本周辺は先の大地震で大きく動きました。
http://mekira.gsi.go.jp/JAPANESE/crstanime_tohoku110311.html

世界の地震発生地帯(赤)と原発立地(青)をみると、如何に日本が危険であることは赤子でも分かると思うのですが。オエライさんはこれを直視しないのですかね。
http://maptd.com/map/earthquake_activity_vs_nuclear_power_plants/
Posted by at 2014年09月30日 10:18
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